さあ、今回は普段通りの【日本百名水】巡りです。
かみさんを助手席に乗せて、静岡までレッツゴー!
圏央道が全線開通したので、静岡も随分近くなりました。
関越道~圏央道~東名と全線高速で、2時間少々で【裾野IC】を降りて、ひたすら南下します。
国道1号線【東海道】の南側にあるとのことですが、そんな町内に本当にあるの?などと思いながら、左折で入る為に【柿田川公園】を左回りに回ると、左側に何やら紅白の幕が…
【泉水源地】という沼津市の施設で、施設改修完成にあたり一般公開しているとのこと。
せっかくだからと、寄ってみます。
まずは、展望台に上がり、東側の【柿田川】を見渡してみます。
昔は【泉川】と言ったそうで、【泉水源地】の由来だそうです。
この場所は、【柿田川】の西側に位置し、北条氏康が建てた【泉頭城】の西の丸にあたるそうで、本丸の跡地が【柿田川公園】になっているそうです。
反対の【泉水源地】の全景です。
あの丸い緑の蓋は深井戸で、あそこから地下水が湧き出ているそうです。
近づいてみました。
凄い勢いで水が、グワングワンと湧き出ています。
なんと、この施設からの水は沼津市・清水町他、静岡県東部地区35万人の飲料水として使われているそうで、日量約30万トンだそうで‼
それでも、余った80万トンが【柿田川】の源流となっているとのこと。
その日は他に、『利き水』をしていました。
【柿田川湧水】を飲んだ後、3種類の水([いろはす]・[コントレックス]・【柿田川湧水】)を飲み比べ、【柿田川湧水】を当てるというもの…
【日本百名水】を11か所で飲み比べている私には、簡単な問題でしたよ‼
かみさんと二人、正解して500mLの非売品のペットボトル《柿田川湧水の水》をもらってきました。
【柿田川湧水】は他の2種類より癖がなく飲み易かったので、すぐ解りました。(私達夫婦の個人的な感想です)コカ・コーラさんすいません‼
【柿田川湧水】で淹れた抹茶もいただいてきました。
【さくら餅】の葉っぱのしょっぱさと、抹茶の甘さが絶妙で美味しくいただきました。
さて、ぐるっと回って、【国道1号線】に出て、【柿田川湧水群】に着きました。
本当に【国道1号線】沿いにあるんだ~。目の前には【エディオン】が…
京都の【御香の水】も街中にあったけど、本当にこんなところで、110万トンもの湧水が湧き出てるの?
【国道1号線】を左に曲がり、【泉の館】の奥の駐車場に車を止めます。(1日200円でした)
【泉頭城址】にある【泉の館】に着きました。
事前に調べたところ、「そば」と「豆腐アイス」が美味しいらしいので、楽しみにしていたんですが…
残念ながら、そば屋さんは辞めてしまったらしく…
《桜葉〝豆腐″アイス》を美味しくいただきました。
さあ、湧水地を見学に【柿田川公園】へと向かいます。
最初に触れた通り、ここ【柿田川公園】は【国道1号線】に面している平地ですが、展望台が2か所あるとのこと。
こんな平らなとこで、何を展望するの?と思っていたら、【湧き間】という湧水地を見る事ができるとのことで、まずは、第一展望台へ行ってみました。
かつては豊富な湧水を利用した工場の排水で水質が悪化し、魚も住めない状況になったそうですが、地元有志の方達の活動により、現在は【四万十川】・【長良川】と並んで、【日本三大清流】に数えられるほどになったそうです。
係の方が詳しく説明してくれました。
【湧き間】から湧水が湧き出るところをご覧ください。
なんの写真とお思いでしょうが、川底の砂が巻き上がっている写真だったのですが、やはり写真ではわかりにくい。動画も撮ったんですけど、ブログにアップできなかったので、皆さんに、湧き出る姿をお伝えできなくて残念です…
ここが水源で、【狩野川】に合流するまでの間の1.2㎞、清流【柿田川】の始まりです。
カワセミらしき鳥も見かけましたが、素早くて写真に収めることはできませんでした…
初夏のような陽気でしたが、凄く涼やかな感覚を感じる事ができました。
真夏の暑い時期に来たらどんな感じなんだろう?
第二展望台へ向かう途中、貴船神社がありました。
社殿までの参道は【えんむすび通り】というらしく、興味のある方は是非訪れてみてはいかがでしょうか?
続いて、第二展望台へ行ってみたら…
またまた、動画で撮ったんですが、アップできず…
目的としていた、【湧き間】です。見事に真っ青。
ライブでお届けしたかったな~と思いつつ…
いつも準備不足で出かける為、容器を忘れたりして、水を汲みそびれるころが続きましたが、今回は、久しぶりにしっかり水を汲むことができました。
しかも、今回はお金かからず‼賽銭箱もありませんでしたよ‼
今まで回った経験上、湧水の伝説などから祀っていたり、商品として提供していたりだったので整備されている中これは珍しい。
帰り際に1.2㎞先の【狩野川】との合流地点を見学しました。
川が真っ青になってましたよ‼
そしてやっぱり、三島市にくれば、「鰻」‼
【うなよし】さんの大盛りは蓋からうなぎが飛び出してる~
美味しくいただきましたよ~
最後に恒例!【泉の館】でゲットした【柿田川湧水】の水で醸したお酒を紹介します。
左から、富士宮市の【牧野酒造】の限定品【湧水の小径】精米歩合70%、淡麗辛口とは言えないものの以外とスッキリして飲みやすい一本でした。
真ん中は、同じく富士宮市の【富士高砂酒造】の、地元清水町産の古代米【緑米】で仕込んだ純米酒【第?湧水】同じく精米歩合70%‼
淡麗辛口が好きな私は基本、基本60%以下の精米歩合が好きなのですが、以外にも雑味がなくて、いずれも喉越し良くいただけたのは、【日本三大清流】【柿田川湧水】のおかげか?
[いろはす]や[コントレックス]以上の柔らかさが生み出す恵み‼
米焼酎も結構飲みますが、こんなに日本酒日本酒しているのは、初めてです。
味わいはほとんど濃厚な「日本酒」‼
アルコール度が高いだけ、お得かも…?
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いかがでしたでしょうか?
今回、早めの桜を見ようと南の静岡へ行ってみたのですが…
今年は海沿いの桜の方が遅いらしく、桜のサの字もありませんでした。
でも、過去最高の1日流量『110万トン』を実感できて良かったです。
全部、富士山の伏流水なんですよね‼
富士山の偉大さを再認識して…
でも、沼津の人は、蛇口を捻ると【日本百名水】が飲めるなんて…
羨ましい~
そろそろ、近場も少なくなってきましたが、どこまで続く【日本百名水】の旅‼
さて、次回はどこへ行こう?