【北口本宮富士浅間神社】を後にした我々4人は、
平均気温3℃と云う【鳴沢氷穴】へと向かいます。
車で《国道139号線》を西へ向かうこと凡そ15分、あっという間に到着しました。
こちらの【鳴沢氷穴】は、地下21mの『竪穴環状形』の洞窟で、
平安時代の貞観6年(西暦864年)の『貞観大噴火』の際に出来たそうで、
昭和4年に天然記念物に指定されたそうです。
入り口には、支給されたヘルメットを被った沢山の観光客…
みんな涼みに来ているんですね~
なんと、本日の温度0℃!
平均気温より3℃涼しい~
最初から、雰囲気ありますね~
真ん中の横ラインが洞窟の天井で、そのすぐ上には樹が生えています。
崩れそうで怖い…
こちら【溶岩トンネル】と云って、天井高91㎝!
みんな、横歩きで潜って行きます。
【氷の壁】が、ライトアップされていて綺麗です。
冷蔵庫のない時代、氷の貯蔵庫として使われていたそうです。
天井から水滴が滴り落ちて出来た『氷柱』も…
残暑の厳しいこの時期、見ているだけで涼しくなれますよ~
さあ、涼んだところで、今度は《国道139号線》を東に…
今回の【日本百名水の旅】の目的地、【忍野八海】に着きました。
やっぱり観光地らしく、目についた【三福だんご】を…
写真にも見える「三つの福を丸かぶり」って、『裕福』『幸福』もう一つは『大福』?
当日は気にしてませんでした…
続いて、かき氷!
凍らせたイチゴで出来ていて、これが本当の【イチゴのかき氷】!
それも、練乳掛け放題!
まず、最初は【忍野八海】一の湧水量の【湧池】!
1983年には、宇宙で雪を作る実験に【湧池】の水が使われたそうです。
やっぱり、鯉はいました!
「やべっ!」かみさんの趣味のマンホールの写真がはいっちゃった…
あちこちに、茅葺屋根の建物があり、日本らしい情緒があってなかなかですね~
そういえば、結構外国人観光客(中国か韓国?)とすれ違う気がします。
二つ目は、【菖蒲池】、奥の建物は旅館らしく、小学生の修学旅行でしょうか?
外国人観光客に向け、大きな声で話しかけていました。
【菖蒲池】の隣の、【菖蒲池公園】は、茅葺屋根のオンパレードでした。
天気が良ければ、この右側に『富士山』が見えるはず…
見えませんね~
(天気が良ければ)
https://www.360navi.com/15yamanasi/02oshino8/06park/
三つ目の【鏡池】、こちらも天気が良ければ、正面に『富士山』、
湖面に『逆さ富士』が見えるはず…が、残念!
(天気が良ければ)
https://shupo.jr-central.co.jp/gifu/tokusyu/fuji_sekaiisan/other_15_detail.html
【忍野八海】ではない、【中池】の周りは、
外国人観光客・外国人観光客・外国人観光客・外国人観光客…
今までの池とは別世界!
人も一杯、鯉も一杯!
すぐ前の池本さんのお土産屋さんも一杯、一杯…
お土産屋さんの中では、【富士山の湧水】が無料で飲めて…
人をかきわけて、お土産屋さんの中庭から出たところの【中池】のほとりの
【富士山の湧水】には『龍』が…
これまた、人が殺到…
この【中池】は、個人所有(多分池本さん?)で、
【忍野八海】には含まれてないそうですが、ここが一番盛ってるし…
整備されていて、綺麗!
(人工池なので、当然と云えばとうぜんですが…)
観光地の喧騒に圧倒され…
四つ目の、【濁池】の写真撮るの忘れた!
景色と一緒で、少し落ち着いて…
【阿原川】沿いを下ると…
こちらが、五つ目の何もない【銚子池】!
縁結びの池と言われているそうですが、ちょっとピンボケは
慣れないかみさんのスマホのせいかな?
そして、六つ目【お釜池】!
ここは、七つ目の【底抜池】と地下で繋がっているらしく、
【底抜池】でなくなったものが、
【お釜池】から出てくると云う言い伝えがあるそうです。
【お釜池】の脇の路地に入ると…
また、風情のある景色が…
この川面に揺れているのが、『梅花藻(バイカモ)』と云って、
冷涼で流れのある清流中に生育して、
初夏から初秋にかけて梅の花のような白い花を水中につける、
清流を代表する植物だそうです。
【新名庄川】を上り、八海橋を渡り、更に【阿原川】を上ると…
魚を捕っているのか?
鴨?を発見!
何を捕ってるんだろう?と観察したり…
【阿原川】に注ぐ湧水の流れを眺めたりしてるうちに…
そろそろ日が傾いてきました。
七つ目の【底抜池】に行こうと思いましたが、
【底抜池】は【榛の木林資料館】内で有料(300円)とのこと…
300円が惜しいわけではありませんが、時間もおしてきたのでパスしました。
駐車したお土産屋さんにも、龍の像…
このあたりも、外国人観光客(中国系)の心を掴むのかもしれません。
最後に、八つ目の【出口池】は、他の七つとは離れているそうなので、
車で向かいます。
今晩、宿泊予定の山中湖のペンションに向かう途中…
【出口池入口】のバス停発見!
辿り着いた【出口池】は、誰もいない池でした…
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如何でしたか?
周辺地域の開発や土産物屋などの増加、人工池の造成によって
環境破壊が進み、【日本百名水】の存続が危ぶまれるそうです。
外国人観光客の増加を目指す『アベノミクス』ですが、
一番賑わっているのは、人工池と云う現実…
観光立国の難しさを感じてしまいます。
そう云えば、【忍野八海】と『龍』の関わり解りました。
【忍野八海】は昔、前回でも紹介した『富士講』で、信者が富士山登頂の前に、
ここ【忍野八海】で水行を行っていたそうで、
1843年に八つの池にそれぞれ『八大竜王』を守護神に祀り、
巡礼路を整備したと云う事に由来するようです。
さあ、そんなこんなで、まだまだ続く【日本百名水の旅】!
次回は、【山中湖】にカバを探しに行ってきました。
「カバは見つかるのか?どんなカバがいるのか?」
詳しくは次回のお愉しみに!
新しいデジカメの充電も完了し、ピンボケしないように撮影するぞ~