ちょっとひと休み

株式会社パーソナルofficialブログ。仕事ばかりで肩もこり、頭の固くなってきた方、ちょっと息抜きしませんか?

毘沙門水3

龍勢会館】をあとにして、《皆野両神荒川線》を戻り、《龍勢橋》を渡った左側の…

秩父事件】の蜂起地【椋神社】へ…
かみさんが、『御朱印』をもらっている間に、境内をぶら~り

秩父事件】の案内板や…

秩父事件百年の碑」からは、永年に渡り、農民の『反乱』と扱われ、
地元でも口にすることが憚られた状況から、『自由民権運動』の一環であり、
誇るべきものと見直されたことが解ります。
更に、《皆野両神荒川線》を西に向かい、
《城峯山》へ向かう《県道363号線》を上って行くと…

右側に【困民党】副総裁【加藤織平】のお墓が…
墓石の台座には、子分の【落合寅一】の意思による『志士』の文字が彫られていました
墓石の角が欠けているのは、『国策』の影響で、
戦時中、子供たちが石を投げていたからだとのこと…
当時は、「御上に逆らうとはけしからん!」と云うことだったんでしょう。
『教育問題』は怖いなぁ~

更に上って、【秩父事件】の資料展示があると云う【石間交流学習館】へ行きましたが
事前予約が必要とのことで、入館できませんでした。残念!

そのちょっと上流、【高岸駅蔵宅跡】の看板が…
【高岸駅蔵】は、【秩父事件】では『伝令使』として活躍し、
事件後軽懲役6年6カ月の刑を受け、その後獄死しています。

【高岸駅蔵宅跡】は、木製の表札があるだけでした。
子孫の方はどうしたんでしょう?

【高岸駅蔵宅跡】入口には、水車小屋がありました。
この《石間川》の流域は湧水が多く、この水車は『蕎麦挽き』に使われているそうです

どうりで、そのすぐ上流にも…

【天恋の水】と云う『湧水』が!

『軟水』とのことでしたが、タンクは【毘沙門水】で一杯なので、
残念ながら採水できませんでしたが、『湧水』・『蕎麦』とくれば、
改めて、【石間交流学習館】の予約と併せてくるしかないっしょ!

ってことで、再来を期しての帰り際…
全然違うものを発見!

鼠小僧次郎吉生誕地入口」の看板!
看板に誘われ、左折すると…

2個目の看板を発見!
車を路上にちょっと止め、右に上って行くと…

3個目の看板が!(ちっちゃ!)

左へ小道を上って行ったところに~

鼠小僧次郎吉』が産湯に使ったと云う『古井戸』が…
更にその先に~

生誕地の看板と石碑がありました。
Wikipediaによると、『鼠小僧次郎吉』は《日本橋人形町》で生まれたとありましたが、
こちらで生まれた『鼠小僧次郎吉』は、四代目とのこと、
『歌舞伎役者』みたいに〇代目があるなんて、初めて知りました。

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【毘沙門水】を目的にした今回の【日本百名水の旅】でしたが、
秩父事件】だけでなく、思いもよらぬ『鼠小僧次郎吉』まで…
相変わらず、行き当たりばったりの【日本百名水の旅】、今度は事前に予約して、
【石間交流学習館】と、《石間川》の『湧水』を採りにきたいと思います。
ってことで、次回は86回目となる【日本百名水の旅】!
さあ、次はどこへ行こう~