宗祇水1
今回もかみさんと二人【日本百名水】、岐阜県は郡上市の【宗祇水】に向かいます。
直前にも関わらず『新型コロナウィルス』の問題で、宿泊施設はがらがららしく、
スムーズに予約できました。
朝6時半に出発し、《上信越自動車道》・《長野道》を経て、
《中央自動車道》の分岐点を名古屋方面に…
晴天の中、まだ雪の残る標高2956mの【日本百名山】の《木曽駒ヶ岳》を右に見て…
実は、『駒ヶ岳』と名の付く山は、国内に18山あるそうで、
この《中央自動車道》を挟んだ左側にも標高2967mの《甲斐駒ヶ岳》があるんだって…
写真撮っとけば良かった~
山体が馬の形をしているとか、残雪の形が馬に見えるとかで
『駒ヶ岳』と名付けられているそうで、
なんと地元《群馬県》にも《赤城駒ケ岳》がありました。
この《木曽駒ケ岳》は残雪の形が馬に見えるそうですが…
真ん中の辺りでしょうか?
もう少し残雪が多い方がしっかり馬が見えたかも~
この《恵那山トンネル》を抜けると、いよいよ目的地《岐阜県》に入ります。
まずは、いつもの腹ごなし…
《岐阜県》は、我らが《群馬県》と同じ、国内8県ある海なし県!
『長良川の鵜飼』でも有名なように、『川魚』が名物だそう!
『川魚』と云えば、『鰻』ってことで…
《東海環状自動車道》の《美濃加茂IC》を降りて、30分…
【日本一の刃物の町】、《関市》に到着!
昔ながらの街並み、《本町通り》を抜けたところに…
創業150年の鰻の老舗、【うなぎ名代辻屋】!
ちょうど開店時間に着きました…
歴史を感じさせる暖簾をくぐり、鰻の寝床の様な店内の奥から2番目に座ると、
最初に出てきたのが…
『南部鉄器』の『番茶』!
趣があって期待できそ~う!
注文した【上丼】は…
五切れの鰻が乗った、ボリューム満点の『うな丼』!
完食!
「切ってから焼く」という鰻は、「外がパリッ!中がジュワ―!」
かみさんと二人、大満足~
※カード使えないので、ご注意ください。
お腹いっぱいになった二人、観光がてら市内を散歩します。
《関市》と云えば、『刃物』ってことで、
【関鍛冶伝承館】と【岐阜県刃物会館】へ行ってみます。
市内を流れる《関川》を渡り、南へ…
何?このモニュメントは~
気になりながらも…
もう少し経てば桜満開になるであろう関川沿いの【濃州関所茶屋】
の東側…
【関鍛冶伝承館】へ到着!
300円払って、入館すると目前に…
刀を打つ『刀鍛冶』3人の人形がお出迎え!
『大槌』を振り上げる姿は、迫力満点!
館内には、『日本刀』の起源や、製作過程の解説や…
古今の『太刀』『刀』『脇差』や、『薙刀』『長巻』が展示されていていました。
因みに、『太刀』と『刀』の違いって知ってました?
『太刀』は南北朝期以前『刀』は室町期以降だそうで、展示の仕方も違うそうです。
上記写真の左から1番目・3番目は『太刀』、2番目・4番目は『刀』です。
そう!『太刀』は下向き、『刀』は上向きに展示するそうです。
知らなかったでしょ~う!
詳しくは… https://kougetsudo.info/katana-tachi/
ふと、周りを見回すと…
女性ばっかり…
いわゆる『カタナ女子』が、殺到していました。
ちょっと前にニュースになった『クラウドファンディング』で再現された
【蛍丸写し】は撮影OKでしたが、一緒に展示されていた
12世紀に製作されたという『太刀』【石切丸】(重要美術品)は、撮影NGでした。
【岐阜県刃物会館】では…
刃物の回収や…
刃物研ぎ体験ができるそうで、
かみさんも、包丁持ってきれば良かったと言ってました。
まだちょっと時間があるってことで、
さっき気になっていた【フェザーミュージアム】へ寄ってみます。
無料の入り口を入ると、表にあったのと同じモニュメントが…
「昔のT字カミソリだあ~」
カミソリの進化の変遷や…
国内シェアナンバーワンの医療用メスが展示されていました。
昔、家にあったよね~なんて言いながら、【フェザーミュージアム】を出て、
【宗祇水】に向けて、《関市》を後にしました。
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《関市》で、日本の様々な歴史に触れたあとは、
今晩宿泊予定の、「清流と名水の城下町」《郡上市》に向かいます。
途中、『明智光秀』ゆかりの地や、
最近有名になったあの『絶景』にも寄ってきましたので、お愉しみに~