まずは、【西日本豪雨災害】の犠牲者の方のご冥福をお祈りいたします。
今回の【日本百名水】の旅は、『倉敷』を始め、
【西日本豪雨災害】の影響を受けたであろう地区を4月初旬に回ってきました。
旅先でお会いした方々は、ご無事でしょうか？
ニュースで、盛んに報道された『倉敷市真備町』は、
一回目でご紹介した【倉敷美観地区】の北西5～6Kmに位置します。
幸いなことに、【倉敷美観地区】では、大きな被害はなかったそうですが、
現在、風評被害でキャンセルが続出とのこと…
ボランティアの方々が頑張っているなか、普段通りに観光に行くことは、
気がひける向きもありますが、それもまた大事!! とのことで、
ちょっとテンションを上げて、三回目の【日本百名水】の旅をご案内しま～す。
フェリー移動を諦めた私達…
小腹もすいたので、『タコ焼き』を頬張りながら、『沼隈半島』を横切り、
車で30分位でしょうか？
『鞆の浦』に着きました。古代から『潮待ち』の港として栄えたそうで、
風情のある景色は、1992年に【都市景観100選】に、
2007年には【美しい日本の歴史的風土100選】にも選ばれています。
『鞆の浦』と云えば、この『常夜燈』!!
えっ‼ 『潮待ち』って何？
『瀬戸内海』では、『満潮』の時に、
東西から『鞆の浦』に向かって海流が流れ込み、
『干潮』の時には、逆に『鞆の浦』から東西に流れ出して行く現象があるそうです。
つまり、『瀬戸内海』を東から西に向かう船は、『満潮』時に『鞆の浦』まで来て、
『干潮』になったら、『鞆の浦』を出て、西へ向かう。
西から東はその逆ってことです。
そんな地理的条件で、昔から港として栄えたんですね～
そうこう言ってるうちに、『鯛めし』で有名な【千とせ】さんに着きました。
ここ『鞆の浦』は、『鯛めし』が有名だそうで、
美味しい『鯛めし』が食べられるお店が沢山あるそうです。
ちょっと遅めの昼飯に、まず、お願いしたのが、【鯛大葉揚げ】!!
『ねり梅』に付けて、美味しくいただきました。
かみさんの頼んだ【鯛づくし会席】!!
『鯛の造り』・『鯛の煮付』・『鯛の天ぷら』、そして『鯛めし』と…
まさに、鯛づくし!!
そして、私は…
【鯛茶漬け御膳】をオーダー…
〆は、当然『鯛茶漬け』…
かみさんと二人、『瀬戸内』の鯛を満喫しました。
「あー、旨かった‼」
さあ、続いては、海なし県『群馬県』で生まれ育ったかみさんの希望で、
『鞆の浦』と『仙酔島』を往復する【平成いろは丸】に乗ろうと、
【市営渡船のりば】へ行きましたが、タッチの差で乗れず…
時間調整も兼ねて、『鞆の浦』観光に繰り出しました。
相変わらず、タイムスリップしたかの様な景色…
『鞆の浦』の名産品、江戸時代に漢方医の【中村吉兵衛】が
考案したという【保命酒】を、両親へのお土産に購入!!
【養命酒】とは違い、医薬品ではないので、効能は謳えませんが、
16種類の生薬が入っていて、滋養強壮に良いとのこと。
昔は、こんな釜で製造していたそうです。
『常夜燈』の脇にある【いろは丸展示館】には、
【いろは丸沈没事件】に関わる展示や…
『坂本龍馬』の隠れ部屋を再現したブースと、等身大のフィギュア!!
【いろは丸沈没事件】とは、『坂本龍馬』の『海援隊』が運航していた【いろは丸】と、『徳川御三家』の一つ『紀州藩』の船が衝突した事件でした。その後の賠償交渉で、『坂本龍馬』が高く評価されることとなったそうです。
さあ、いよいよお愉しみの【平成いろは丸】に乗れました。
『常夜燈』を振り返ると…
5分程度のクルージングでしたが、無事『仙酔島』に着きました。
時間もないので、そのまま引き帰りましたが、
取りあえず、『瀬戸内海』へ来たっていう気分になれました。
次回は、いよいよメインの【今出川湧水】となります。
△▼△▼△▼△▼△▼
その後、広島市内に向かいましたが、その日は【広島カープ】の開幕シリーズと
【ジャニーズウエスト】のコンサートがあったそうで、
ホテルを取るのが大変だったこと…
まだ、3つの目的のうち、１つしか達成してませんが…
次は、いざ、『広島』!!
どこまで、引っぱる【日本百名水】の旅‼
ようやく、次回が最終回だあ～
