【箱島湧水】からの、帰りの坂の途中に釣堀【あずま養魚場】がありました。 朝食が遅かったためか、あまりお腹が空いていませんでしたが、魚だけでも!と、 かみさんの提案に、それじゃあと寄ってみました。
釣り場には若いカップルが2組釣りを楽しんでいました。 (昔はあんな頃もあったのかな?などと感じつつ…) お店に入り、釣りをしなくても魚を焼いてもらえるか聞くと、OKとのこと。
この養魚場は【箱島湧水】の豊富な水量を利用して営業しており、宴会なども行えるそうです。 壁のポスターに片岡鶴太郎が!【ギンヒカリ】を食べて絶賛と書いてあります。【ギンヒカリ】とは群馬県の固有種の魚で、他では食べられないそうです。
折角だから、【ギンヒカリ】を刺身でとお願いしたら、大きな【ギンヒカリ】は一匹捌くと6000円で、 「4~5人じゃないと食べきれませんよ」とのこと。 次回、子供を連れて来た時にと諦めて、 ヤマメ・岩魚・虹鱒を塩焼きで一匹ずつ、そして虹鱒の刺身を注文しました。
注文を受けてから、お店の方は養魚場に魚を捕りに行きました。本当の捕りたてです。 焼いている間、店内を見回すと「昔ながらの煮込みうどん」の貼り紙が… かみさんと顔を見合わせ、「食べてみる?」と、 お腹が空いていないなどと言いながら追加で注文してしまいました。
それと、メニューに【箱島湧水】仕込みの日本酒の案内が!! 是非飲みたいが、運転があるので、帰りに買って帰ろうと心に決め!
出てきた料理がコチラ↓
なんとサービスで【ギンヒカリ】の刺身が二切れ入ってました! 綺麗な赤身で見た目はまるでサーモンのよう、 ですがサーモンより身が締まっていて歯ごたえがあり美味しかったです。
新鮮な刺身と3種類の魚を美味しく食べ比べ、お店を出ると雨が結構降っていました。
車に乗ってから、あっ!と、日本酒を売ってるところを聞くのを忘れていました。 すると、ちょうど目の前に【名水案内所】と【名水で淹れた珈琲】の看板が。
寄って珈琲を頼みつつ、日本酒のことを聞くと、 残念ながら蔵元は何年か前に廃業してしまったそうです。
ですが、また違う蔵元で造る予定があるそうなので、それを楽しみにしましょう!
そんな間に、お店の表の蛇口から、2組の女性がポリタンクいっぱいに水を入れて、
お土産を買って帰っていきました。
「なんですか?」とお店の方に聞いたところ、【箱島湧水】を直接引いているので、
お土産を買うとただで名水を汲んでいけるそうで、上まで行かなくてもすむそうです。
*ポリタンクも売っています
お店の方によると、この辺りの人はこの名水を飲料水や生活用水として利用しているそうです。 また、 この名水を 飲み続けて、ガンが治った方もいるとか…(本当か??)
美味しい珈琲をいただいて、お土産で山菜おこわと5ℓのポリタンクを買って、名水をいっぱいに汲んできました。日陰道に出ると雨はみぞれになっていました。
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いかがでしたでしょうか、今回【箱島湧水】を訪れ、この豊富な名水が、
過去には電気を発電し地元の方に恩恵を、今でも飲料水や生活用水、
また美味しい魚を育てるなど、自然の偉大さを改めて感じました。
こちら【箱島湧水】は、6~7月には蛍も見れるとのことで、
またそのころ行けるといいかなと思っています。
最初、仕事の一環として取り掛かった、「皆さんにご紹介します‼」的な企画でしたが、一番お得だったのは、いろんな事を実感できた自分自身だったと気付きました。
次回は皆さんの為でなく、自分の為に何処に行こうかな?
ということで次回も、気になりましたら、ご覧ください。ヨロシク!