さあ、今回のメインは【日本百名水】ではないってことで、
早々に【安曇野わさび田湧水群】を切り上げて、「高山市」に向かいます。
《国道158号(野麦街道)》を、『梓川』に沿って上って行くと…
『東京電力』の『奈川渡ダム』です。
ちょっと車を止めて、のぞき込むと…
おーっ!!
高い…
更に坂を上って、「長野県」と「岐阜県」の県境の、『安房峠』…
今では、新しくトンネルが出来ていて、あっという間に『平湯』に着きました。
昔と違って、とっても便利になりました。
ここからは、一路、下り坂…
途中、江戸中期に建てられた【荒川家住宅】に寄ってみました。
4月末ということで、桜が満開でした。
更に下ると…
『板蔵らーめん本店』!!
高山はラーメンが有名ということで…
市内に入る前の腹ごしらえで、いただいたのが…
昔ながらのらーめん!!
懐かしい味がしました。
いよいよ、「高山市」!!
4月29・30日の2日間の『高山祭屋台の総曳揃え』は、
『高山祭の屋台行事』などが、
平成28年12月1日、『ユネスコ無形文化遺産』に登録された記念に行われました。
『高山祭』は、春・秋の、年2回行われていて、それぞれ『春祭』は12台、
『秋祭』は11台の、別の屋台が登場しますが、今回の『高山祭屋台の総曳揃え』は、
23台全ての屋台が一斉に曳き揃えられる、55年ぶりの一大イベントだそうです。
残念ながら、29日は雨がパラついてしまったとのことで、
『からくり屋台』の披露は、明日に延期となってしまいました。
慌てて、屋台をしまう光景を見る事ができました。
『からくり屋台』は、明日のお愉しみにして、
かみさんと、お祭りを満喫することにしました。
『獅子舞』も、街中を練り歩いています。
折角の泊りなので、かみさんと共に、『利き酒』巡りの始まりで~す。
まずは、1839年創業の、熟成古酒で有名な『川尻酒造場』では、この3杯!!
左手前は本醸造『天恩』、右手前は純米酒『山ひだ』、奥は原酒『ひだ正宗』
何れも、熟成古酒らしく深い味わいながら、飲みやすかったですよ。
この3杯から、かみさんもお勧めの
純米酒『山ひだ』(2430円税込・精米歩合70%)を購入!!
更に、右に、創業200年以上の老舗『舩坂酒造店』!!
左に、花酵母造りで有名な『原田酒造場』!!
「なんで、こんなに造り酒屋が多いんですか?」と店員さんに聞くと…
「高山市は寒いから」だって…
『舩坂酒造店』では利き酒して、なんと1080円(税込)と
格安の本醸造『甚五郎』(精米歩合65%)と、
『原田酒造場』でも、利き酒の結果、
花酵母造りの純米吟醸超辛口『雷吟』(1730円税込・精米歩合55%)をゲット!!
何れも、私好みの淡麗辛口です。
その後も、『老田酒造店』では、辛口の代名詞‼
『鬼ころし』の中から、純米原酒『怒髪衝天辛口』(2617円税込・精米歩合58%)
如何にも辛そう~
更に『二木酒造』では大吟醸生酒『氷室』(1960円税込・精米歩合50%)をゲット‼
そして、6軒目…
『平田酒造場』で、利き酒したのがこちら…
左が本醸造『飛騨の華』、右が、純米酒『飛騨の華』!!
それぞれ飲んでみましたが、イマイチしっくりせず…
購入したのは、原酒『蔵酒』(1450円税込・精米歩合不明)
『高山祭』を楽しみながら、したたか飲んで…
千鳥足で、ホテルに向かう『鍛冶橋』上の「ガッチョ~ン」する人形!!
今晩泊まるのは、『飛騨牛料理専門旅館 清龍』!!
最高級の飛騨牛料理が客室でいただけるとのことで、奮発して予約しました。
そして、最高級飛騨牛料理がこちら…
美味しくいただいて、改めて、夜の祭りにでかけました…が、
続きはまた次回に…
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今回、沢山の日本酒を飲んで気がついたこと…
一般的に、精米歩合が低いほど、
雑味が少なく「美味しい」お酒と思っていましたが、今回の6本で、
私が一番美味しく感じた『The淡麗辛口』は…
一番安かった『舩坂酒造店』の『甚五郎』でしたっ!!
高ければいいって訳ではないのか?
はたまた、私の好みがおかしいのか?
何れにせよ、多くの日本酒を飲めば飲むほど、深まる『日本酒道』…
奥が深いですね~
さて、今回はたっぷり地酒を堪能しましたが、今回の【日本百名水】の旅、
良くも悪くも『高山祭屋台の総曳揃え』が本番です。
いよいよ、次回は23機の屋台の曳き揃えと、
春祭の『三番叟』・『石橋台』・『龍神台』、
秋祭の『布袋台』の4機のからくり人形の様子をご紹介します。