今回も、かみさんと共に、埼玉県大里郡寄居町の【風布川・日本水】を訪れてみようと思います。
【風布川(ふうっぷかわ)】は【荒川】に注ぐ一級河川で、【釜伏川】ともいうそうです。
【日本水(やまとみず)】はあの日本武尊が東征のおり、釜伏山北面の【百畳敷岩】といわれる大岩壁に剣を突き刺したところ湧き出したとの伝説があり、湧出量は5000t/日とのこと…
日本武尊の日本水と言うからには、さぞかし立派な名水ではと、愉しみにして、自宅から小一時間。
皆野寄居バイパスの寄居トンネルを抜けて、寄居風布ICを降りるとそこには【風布みかん山】の看板が。
この山全体がみかん農園らしく、みかん狩りもできるとのことで、山の斜面に色鮮やかな実を付けたみかんの樹がありました。
【風布のみかん】は天正年間に鉢形城主の北条氏邦が小田原から移植したのが始まりだそうで、隣の小林山と合わせて、日本最北限のみかん園だそうです。
もしかして、予定外のみかん狩りでできるのでは…と、期待しながら、山道をウロウロしました。
が、季節外れなのか、営業している風のみかん園がなかなかありませんでした。
そんな中、農園内にお客さんの姿がある【柑峰園】さんを発見‼
早速、みかん狩りができますか?と聞いたところ、実施期間は10月中旬~12月中旬で、もうみかん狩りはやってないそうで…残念。
それでも、販売はしているとのことで買ってきた採れたてみかんがこれ‼
ちょっと小粒ですが、この冬らしからぬ陽気のせいでしょうか?
すごく甘くて美味しかったです。なんとこの1ネット、5㎏で500円‼
「この頃、赤箱も高くなって」とブツブツ言っていたかみさんも大喜びでした。
そして、風布みかん山の麓の喫茶店【日本の里 風布館】で、【みかんぷりん?】をいただいて、さあ、いざ名水!
寄居風布ICを逆に、釜伏峠に向けて山道をあがると、日本水の看板が…
更に上がって行くと、水飲み場があり、たくさんの人が水を汲んでいましたが、百名水を巡る私が目指すは水源地‼
更に山道を上がって行くとまたしても看板。
‐‐【日本水】ここにから約800m‐‐
そしてこの看板からは徒歩で水源地へ目指します。
車を止め、うしろを見ると、遠く浅間山を含む、群馬県の景色が…
そう云えば
今年の大河ドラマも「真田丸」、昨年の「花燃ゆ」に続き、我「群馬県」が関連しています。
どうでもいいかもしれませんが、皆さんも観てくださいね‼
さて、水源に向けて山道を進みます。
足元も歩きにくく、地滑り注意などの看板がある中、衝撃の看板が‼
えっ‼まじか~
折角来たのに~、立ち入り禁止!?
ここまで水源への道案内をしていたのに、いきなりの立ち入り禁止。
なぜ今までの看板にこの文字が無かったのか。
無念な気持ちを持ちながら、目の当たりにできなかった水源地、これが1つ目の謎。
渋々戻って、駐車場に着くと、来たときには気付かなかったですが、奥の方に不思議な光景が…
何?この厳重な門?
英語の色んな看板があります。
英語の苦手な私にわかる看板は、日本語の看板、「立入禁止」に「防犯カメラ作動中」‼
こんな山奥に何があるのか?
もしかして、米軍の秘密基地?
何か怖くてこれ以上近づくことも出来ず…後退りするように、戻ってきました。
確かに、入口に「M-BASE」の看板がありましたが、何だったの?
山奥に厳重に警戒された場所。
これが2つ目の謎。
更に、車で山道を上がり、釜伏峠のところの【釜山神社】に行ってみました。
人気はないけど、やたらと狛犬の多い神社でした。
神社からの戻り際、またまた不思議な景色が…。
御札やら、卒塔婆やら、色々なものが…
【荻根山登山口】と書かれていますが、なにやらパワースポットという看板があるものの…恐ろしそうな雰囲気。
何故道端に、こんなおどろおどろしくあるのか。
これが3つ目の謎。
帰り際にたくさん人がいた水飲み場で、持参のペットボトルに水を汲み、手ですくって【日本水】を口に含みます。
ちょっと喉に引っかかるような、硬水?
これは、辛口のお酒が期待できるかも?
そんな思いで行った寄居町の【藤崎そう兵衛商店】はお休みだったので…(相変わらずタイミングが悪い↴)
帰り際に【道の駅はなぞの】でゲットした3本がこれ‼
真ん中が、今回の目的?【長瀞 純米酒 山廃仕込】、【日本水】で仕込んだ一本‼
右が、この時期限定の【白扇 本醸造 初しぼり】、ホームページで見たら、もう完売したそうです。手に入るなんてラッキー‼
左が【白扇 純米無濾過生原酒 ふな掛け一番】みんな大好き、限定品です。
やっぱり、限定品って言葉にはやられちゃいません?且つ、純米‼ 無濾過‼ 生原酒‼ の三重奏‼
私のポイントに、これでもかと、グイグイきます。
お味の方は、次回にご案内しますので、必ずチェックしてくださいね‼
そうそう、前回のお酒の報告ですが、「淡麗旨口」と謳った、純米酒【開華】あらしぼり生原酒、特別純米原酒【みがき竹皮】は共に、まろやかでまったりした感じのお酒でした。
やっぱり、私には「淡麗辛口」が口に合う!~と再認識‼
特別純米酒【桃色にごり酒】に至っては、ジュースのようで、女性には大人気でしたが、やはり私には、いまいちでした。
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さて、いかがでしたでしょうか?
実は、今回あまり時間がなくて、取りあえず近いところからのチョイスで、【風布川・日本水】に行くことにしたのですが…
予定外の事が多く、行ってビックリ‼
みかんはあるは、3つの謎に出会うは、一回だけでは納得できません。
ここは10月過ぎ、改めてみかん狩りと謎解きに、来るしかないでしょう?
(そうそう、前出の3つの謎の情報をお知りの方がいたら、ご一報ください。)
近くても、面白いところがあるんだなあ~と再認識した一日でした。
やっぱり最後はお酒の話で〆めとなりましたが、まだまだ続きます【日本百名水】の旅‼
さて、次回はどこへ行こう?