日曜の昼下がり、かみさんと共に【箱島湧水】へ向かいます。
午前中の地元県会議員選の出陣式で会った吾妻地区の後輩に、
「今日、【箱島湧水】に行こうと思うんだけど、行ったことある? 」
と聞いたところ、駐車場から10分位歩きますよとのこと。
関越道【渋川伊香保IC】で降り、日陰道(*)吾妻方面に向かいます。
*地元の人は吾妻川の北側の国道353号線を日向道、南側の県道35号線を日陰道というそうです。
確かに日陰道は南側に山があり、その名の通り日陰が多く、
その日は曇り空で路面には雪はありませんでしたが、降ったらなかなか溶けそうにありません。
10分位走ったでしょうか、【箱島湧水】の看板がありました。
左折して、暫く坂を上ると駐車場があります。
ひんやりした中、5分程あるいたところに【箱島湧水】がありました。
湯煙が!っと思えば、実は水蒸気。
え!?ここは温泉地?と勘違いするほど。
「なに言ってんの?水蒸気に決まってるじゃない。マイナスイオンがすご~い」だって…
イメージ的には湧水というから、水がこんこんと湧き出ているのかと思いきや、
「ドドドー」という感じでびっくりです。
【箱島湧水】は一日3万トンもの水が流れているそうで、
大きな杉の木の根元から勢いよく流れ出しています。
何やら榛名湖と繋がっているらしく、遥か昔、榛名湖に身を投げた女性が大蛇になり、
それを鎮めるため、位牌を湖に沈め、それがここに流れ着いたという伝説があるそうです。
その位牌は、湧水のすぐ上にある【箱島不動尊】に安置されているそうで、
神社の建物こそ、新しそうでしたが、両側の狛犬は苔むして時代を感じさせていました。
明治時代には、この流量を使って、発電もしていたそうです。
どうりで駐車場からの道中に、場違いな電柱がニョキっと立っていると思いました。
神社でお賽銭を入れ、お参りをした後、
500mlのペットボトルに水を汲み(準備不足の為手持ちの物でした)
湧水を口に含みました。季節がらもありますが、冷たくて美味しいお水でした。
あれ?
もう紙面の関係で、今回は終わりになっちゃいました。
帰りにも、寄り道したんですが、そのことはまた次回にご紹介します。