さて、前回の続き、《タラガトンネル》を抜け、《郡上八幡》に到着した二人…
早速、【郡上八幡旧庁舎記念館】なる『観光案内処』へ寄り、ガイドマップをゲット!
係の方が、丁寧に『赤マジック』で、推奨ルートを記入してくれました。
でも、コロナの影響で【郡上八幡博覧館】は閉館とのこと…
ガイドマップにも「郡上八幡へ来たらまずはココ!」と書いてあるじゃん!「残念!」
もう、日も暮れかかる頃なので、美味しい一杯をやる為にも、徒歩移動…
まずは、チェックイン!ってことで…
【郡上八幡城】の山麓の【郡上八幡ホテル積翠園】に…
荷物をほどき、徒歩で街への散策に出ました。
街に向かう坂道を下ってすぐにある【城山公園】にはなぜか「山内一豊と妻の像」が…
『山内一豊』って、《高知県》じゃあなかったっけ?
もう少し下ると…
【安養寺】の大きな屋根の向こうに、《郡上八幡》の街がびっしり!
もらったガイドマップの通り、《柳町通り》を右に曲がると…
早速、水飲み場がありました。
さすが、「清流と名水の城下町」!
ちょっと喉を潤して…
やはり水が豊富、左右両側に水路が流れています。
昔ながらの風情のある《柳町通り》を、歩いていくと…
現在は休館中の【郡上八幡博覧館】!
残念ながら、3月6日から休館になっているそうで…
祭り好きのかみさんが『郡上踊り』を愉しみにしていたのに~
散策していると、街角にはこんな趣のある場所がありました。
もう、街燈もぼんやりと点き始めていました。
《職人町》の角には…
《鍛治屋町》と《大手町》の角には…
『郡上おどり』の石像も?
古き街並みの、さまざまな街角の景色がありました。
おっと!これは、私が一番好きな景色ではありませんか~
「しっぶ~い酒屋さん!」
【上田酒店】さんで、地酒【郡上踊】を試飲させてもらいました。
『本醸原酒』・『純米原酒』何れも、「キリッ!」とした飲み口は極上!
荷物になるので、明日の朝に寄りますと話して、店を後にしました。
この時期は『お雛様』や『福よせ雛』を、城下町百数カ所の施設で飾っていて、
本来なら沢山の観光客が来ているはずとのこと…
《本町通り》から右に曲がったところに、【宗祇水】がありました。
水場が3つに仕切られていて、
上流から飲用・食用、食品の洗い場、桶などの洗い場と使い分けていたそうですが、
今はちょっと採水ができなさそうでした…
【宗祇水】をちょっと下ると…
街の北から流れ込む《小駄良川》が…
そして、推奨散策ルートを歩くとすぐに…
こちらは、東から流れてくる《吉田川》と…
まさに、「清流と名水の城下町」、水が豊富~
《宮ケ瀬橋》を渡り、斎藤美術館の脇…
【やなか水のこみち】です。
《郡上八幡》の名に因み、8万個の玉石を敷き詰めて整備された街並みは、
【るるぶ】でも見どころと薦めていました。
灯りぼんやりと点いていて、なかなか綺麗でした。
さあ、もう一か所、【郡上八幡旧庁舎記念館】で教えてくれた『こみち』が一つ…
【いがわ小径】へも行ってみよう~ってことで、
【やなか水のこみち】から、《左京町通り》を東へ…
本来なら、そろそろ桜が咲いても良い『桜の名所』の《乙姫川》を渡り「細っ」、
最初に寄った【郡上八幡旧庁舎記念館】の横を抜け…
夕暮れの中、【いがわ小径】に着きました。
そして、細い路地を降りて行くと…
水路沿いに『小径』が…
結構な勢いで流れる水路には、川魚(鮎?)が沢山泳いでました。
動画でも撮っては見たものの、暗くてイマイチ…
所々、水路に板が渡してあり、上からも観察できます。
石影の『溜まり』には、お決まりの鯉もいました。
【いがわ小径】を突き当たり、戻ってきた頃には、とっぷり陽も落ちていましたが、
【るるぶ】では、紹介されてなかった『隠れスポット』を教えてもらって、
ちょっと得した気分になれました。
あの【GJ8マン】が欄干に立っていた《新橋》を渡ると…
正面の岩壁の中に、なにやら祠が…
【神農薬師】というそうで、1990年頃にこの右側のコンクリートの壁面に
高さ5メートルの地下水によるものと思われるシミができたことがあり、
それが薬師如来に見えたとのことで、
『昭和の奇跡』とワイドショーで取り上げられたことがあったそうですが…
暗くって全然判りませんでした~
もういい時間ってことで、《肴町通り》の【郷土料理大八】さんで一杯!
田舎っぽい良い雰囲気の中、まずは一杯やりながら…
『天然あまごの甘露煮』は柔らかくて、頭から「バリバリ」美味しくいただきました。
こちらも天然の『自然薯とろろ』は、私は苦手ですが、
かみさんは喜んでいただいていました。
更に、柔らかい『飛騨牛ステーキ』や…
『ふろふき大根』…
旬の『ふきのとうの天ぷら』…
〆は『だし巻き卵』で、「ストップ!」っと…
『奥飛騨』の『郷土料理』を存分に堪能しまして、
《郡上八幡》の夜は更けていきました…
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気になった方もいたかもしれません【GJ8マン】とは?
「ジー・ジェイ・エイトマン」と読みますが、【ちびまる子ちゃん】の作者、
さくらももこさんが作った《郡上八幡》をイメージしたキャラクターです。
今回の【日本百名水の旅】でも、《郡上八幡》のあちこちで見かけました。
詳しくは、こちらのHPをご覧ください。
さあ、【宗祇水】はゲットできませんでしたが、
明日は【麒麟が来る】の舞台《岐阜市》へ向かいます。
今はコロナで放送中止になっていますが、3か月前はどんなだったか?
お愉しみ~